Vol.211 今年の年頭所感はねりま健育会病院から発信しました。

昨年12月27日の仕事納めでは、健育会グループ幹部や各病院・施設の幹部職員に向けて、年末あいさつをしました。その内容も下記に掲載します。

今年5月1日に元号が変わり、世の中の「気配」にも変化が生じている気がします。

来年からは、約200年ぶりに「地」の時代から「風」の時代になると言われています。200年前というと産業革命が起こり、モノを所有する時代が始まりました。しかし、現在はIT革命によってシェアリングエコノミーが広がり、モノを持つよりも目に見えないもの、つまり人の気遣いや思いやりの気持ちが価値を持つ時代に私たちはいます。

サービス業である私たちの仕事は、そのことを常に意識していかなければなりません。病院のサイズや医療機器がどれだけそろっているかということよりも、人の気遣いや思いやりの気持ちを職員全員が持っている病院が、評価される時代が来ています。

昨年末に皆さんにお願いしたいくつかのことを、今年1年よく改善してくれたと思います。ディレクターの目線について「ESなくしてCSなし」と私は言いましたが、だいぶん改善されてきていると思います。財政状況はV字回復し、健育会単体でも黒字決算は確実に見えてきました。これにより、来年からは安定した運営が可能になり、余裕をもって経営ができることになります。最後に、皆さんの今年1年の頑張りに本当に感謝します。来年もよろしくお願いいたします。

本年は、ねりま健育会病院をスタートとして、1月15日までグループ内の各病院・施設を巡り、それぞれの職員に向けた講話を行いました。その内容も下記で紹介します。