コロナ禍でご家族の面会ができない状況では、満足度が低下してしまうのはやむを得ません。患者さんのご家族は「目に見える改善」が喜びにつながります。患者さんの満足度はイコール家族の満足度です。家族が何を望んでいるかを常に理解して、それに応えると同時に患者さんの病状をより改善することを意識して、どう動き、伝えるか。これに尽きます。
リハビリテーション医学は歴史が浅いので、リハビリについて専門的な理解を持ったドクターが少ないと感じています。しかし患者さんはドクターの言葉を待っています。
今後、健育会で取り組んでいきたいと考えることは、リハビリの知識がなくても、健育会グループに入れば勉強でき、少なくとも半年後には自分の言葉で患者さん・ご家族に先の見通しを説明できる。そのような人材を育成できるプログラムを構築していきます。