歴史的イベントを通じて再認識した使命
7〜8月にかけて夏季オリンピック・パラリンピック東京大会が開催。なかでも私はパラリンピックを通じ、障害者が生活する環境など医療人としての使命を改めて考えさせられました。すばらしい大会ではありましたが、感染拡大など代償も少なくありません。
また10月には衆議院議員総選挙が行われました。私が注目したのは国の財政です。医療崩壊にも繋がりかねない状況を国民はどう判断するのか…。蓋を開けてみると、有権者がしっかり将来を見据えた結果だったと思います。
この大きな出来事は、我々、民間施設が今なすべきことは何か、社会貢献のために何ができるか−−振り返った上で、健育会が目指す方向は「間違っていない」と再認識する機会となりました。