Vol.334これまでのTQM活動の振り返りを実施しました

医療法人社団 健育会 理事長竹川 節男

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2025年10月11日(土)、健育会がこれまで20年間で取り組んできたTQM活動の振り返りをWeb会議方式で実施しました。今まで取り組んできたTQM活動が実際に現場で定着しているのかどうか、各施設で振り返りを行った内容を発表しディスカッションを行いました。

そもそもTQM(Total Quality Management)活動とは、組織の活動での質の維持・向上をはかるための考え方・取り組み方・仕組み等のことをいいます。その「質」が悪いのは、プロセスのどこかに問題がある、つまり「質」はプロセスを改善することで上げるという考え方です。

今年で第20回目を迎えた健育会の「TQM活動発表セミナー」も、日々の業務を継続的に改善するための取り組みです。これまでの活動期間の中で、TQM活動が現場に根付き、業務の改善効果や医療の質の向上を生んだ成功事例が定着している一方で、定着しなかった取り組みもあります。

そこで、今年度は、今までの取り組みを振り返り、「定着している活動」「定着していない活動」に分けて、その要因分析を行い、定着しているがさらにブラッシュアップしたいものと、定着していないので方法を変えて再チャレンジするものに分けて取り組むことにしました。