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そして、チーム医療症例10演題の発表が終わった後、東日本大震災で被災したいわき湯本病院と石巻港湾病院からの被災報告がありました。

会場の様子会場の様子
東日本大震災被災経験と入院患者緊急時対応
〜とくに入院患者管理について〜
いわき湯本病院
放射線技師 高橋 和幸
東日本大震災 石巻港湾病院震災後の記録
〜看護部の視点から振り返って〜
石巻港湾病院
看護部長 庄司 正枝
会場の様子会場の様子

2病院からは本部の迅速な判断と行動、そして本当に必要な物資の素早い提供、グループからの人や精神的な支援に感謝の言葉が述べられ、現場で実際に起った被災の様子とグループの支援が命に繋がったことが報告されました。発表を聞く中で当時を思い出し涙を流す参加者もいました。

災害の被災者でもある病院を代表した演者の「今回の震災をグループ全体の防災に役立てていきたい」「病院の再建と地域復興にむけて前進することが生き残ったものの責務」との話に、参加者全員の心が一つになりました。

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