全ての演題と報告が終わった後、竹川理事長より新しい介護のMVVについて、竹川病院 田中院長の報告を交えながら説明がありました。
(詳しくは、理事長トークvol.26をご参照下さい。)
また、今回の症例発表に関しては以下のお話がありました。
「今日の発表で理事長としてではなく一医療人として感動した言葉があります。ライフケアガーデン川田さんの発表の中で、「私たちがNさんの不安を理解するのではなく、Nさんが私たちを理解者として感じて頂けているか。」という言葉です。患者さんから理解を得られない時というのは、患者さんの理解者になれなかった時であります。患者さんの不安を理解するのではなく理解者になることが大切であると勉強させて頂きました。今日は本当にありがとうございました。そして、皆さんお疲れ様でした。」
全てのプログラムが終わった後には、懇親会。乾杯はご講演も賜った「医療法人財団 夕張希望の杜」 理事長 八田政浩先生。「皆様の活力を感じた1日でした。今後の日本、明日は何が起こるか分かりませんが、国民の皆さんが豊かに過ごしていけるようがんばっていきましょう!」とのお話の後、乾杯。乾杯後、伊豆の幸を堪能しながらの歓談の時間には、発表中に質問しきれなかった内容を演者に質問する人などグループを超えた交流が進みました。また、会の最後には幹事の引き継ぎとして、西伊豆病院の仲田院長より、次回幹事担当の竹川病院の田中院長への引き継ぎが行われました。
健育会グループではこのように「チーム医療を発揮することで、現代の医学の常識を超えて奇跡の回復を成し得た症例」をグループ内で共有し発信することで、今後も医療・介護の発展に力を尽くしてまいります。