最新レポート

症例発表 [介護]の部〈全8題〉 座長 淑徳大学短期大学部 健康福祉学科学科長・特任教授 亀山幸吉先生

講演の後は、介護の部の症例発表が行われました。淑徳大学短期大学部 健康福祉学科学科長・特任教授 亀山幸吉先生が座長を務め、以下の8症例の発表が行われました。

介護老人保健施設 オアシス21 支援相談員/佐藤朱美

Titleチームで取り組んだ重度ご利用者の結婚式参加への夢
重度ご利用者の結婚式に出たいとの想いを受け、チームでリハビリと準備を重ねその想いを実現した。

特別養護老人ホーム ケアポート板橋 東坂下高齢者在宅サービスセンター:生活相談員/千葉貴史

Title役割デイの取り組みとその効果について
〜その人らしい生活を支援すること〜
認知症による著しい意欲低下のために廃用症候群の重度化が懸念されていたご利用者が役割を持つことにより、その人らしい生活を取り戻した。

ライフケアガーデン湘南 介護福祉士/吉田雅子

Title終末期でも体力・気力を回復させて
親子の時間を支援できた症例
胃がん発症から介護が必要となった娘が、母親と同じ施設に入居。その後、チームアプローチにより体力気力を回復させ、親子で対面を果たし楽しい時間を取り戻した。その後、施設で最期を迎えた。

介護老人保健施設 しおん 介護福祉士/伊藤麻美

Title「家さ帰りてぇ!」
本人の隠れたニーズであった在宅復帰を表出化し、「当たり前」の日々の会話やレクリエーションを大切にし、積み重ねることで、本人のリハビリへの意欲向上と安心・信頼される介護サービスへと繋がった。

ひまわり在宅サポートグループ 介護福祉士/古藤野智恵美

Title第二の我が家でその人らしく
開所前からALSで人工呼吸器を使用している方の利用が決定し、利用開始までに勉強会を実施。受け入れができたことで、ご利用者に最高の喜びを感じていただくことができ、職員もサポートできた充実感と達成感を感じることができた。

ライフケアガーデン熱川 介護福祉士/吉田美代子

Titleその人らしく笑顔のある終末期ケア
入居中に右乳癌、リンパ腺転移の診断を受け、日々体調が変化していく中、本人・ご家族の意思を尊重し、最期まで「入浴したい、食事は自分で食べたい」という気持ちを大切に、自分らしい時間を送っていただくこととができた。

介護老人保健施設 しおさい 介護福祉士/菊池大助

Title寄り添うことで取り戻せた生活
向精神薬により活動性をほぼ失った状態で入所されたご利用者が、ご家族の「元の生活を取り戻して欲しい」との要望に応えたいとの思いでチームで支援し、入所後2ヶ月後には釣りを楽しむまでに回復した。

ケアセンターけやき 介護福祉士/須藤喜美子

Title包括ケアにより住み慣れた地域で
その人らしい生活を最後まで
けやき居宅介護支援事業所、けやき通所介護を利用されていたご利用者が、誤嚥性に入居。各介護サービスによる包括ケアにより、住み慣れた地域で、最期までその方らしい生活を送っていただけた。

教育・研修