演題が終わった後、田所院長から講評を頂きました。
本日は、お疲れさまでした。簡単に講評させていただきます。
竹川病院については、不穏の原因をつきつめていく中で、家族との信頼関係を培っていくというご報告でした。
石川島記念病院については、これから本格的に立ち上げていくことになると思いますが、病院が一丸となってチームを結成して欲しいと思います。地域との連携、信頼関係の構築も大切にしていただきたいと感じました。
いわき湯本病院については、理解力のあるご家族でも困難なのに、理解力にかけるご家族に時間をかけて信頼関係を構築していったことに、素晴らしいと感じました。
西伊豆健育会病院については、医療チームの維持向上を期待しています。私は共有合い、高め合っていることが、プロフェッショナルとして素晴らしい環境になっていると感じました。
茅ヶ崎セントラルクリニックについては、こんなにも長い透析患者さんには、私はあったことがありませんが、食事等も含めて、チームでよくアプローチされていて、患者さんも管理ができたのではないかと感じました。
花川病院については、丁寧に時間のかかるメンタルケアを粘り強く行った結果として、このようないい在宅介護に至ったものと感じました。
熱川温泉病院については、私が担当医でしたが、前院から引き継いでいたお薬を止めるときにはドキドキいたしました。転倒・骨折もなく、良い結果に結びつけることができてよかったと考えています。
石巻健育会病院については、チーム医療とリハビリテーションの効果が出ており、ことで家族に変化をもたらし、家族をチームの一員としていったという素晴らしいご経験をされたと思います。
様々なプロフェッショナルが集まってことを成すのがチームの本質です。今回、各職種が家族を交えて一丸となって活動したことによって素晴らしい結果につながっていると感じました。特に終末期に関してどの病院・施設も前向きに取り組んでいるということに感動させていただきました。