Vol.183 第13回 チーム医療症例検討会 in 西伊豆

会の後半には地元西伊豆 土肥金山の和太鼓集団による和太鼓の演奏も披露されました。会場いっぱいに広がる力強い音色に会場にいる参加者全員が魅了されました。

会の終わりには、西伊豆健育会病院の院長 仲田先生から、来年の幹事であるねりま健育会病院 酒向先生に恒例の鍵の受け渡しが行われ、今年のチーム医療症例検討会は終了いたしました。

今回のチーム医療症例検討会では、これまでで最大数の19題もの演題が発表され、グループの規模の広がりを感じました。また、発表者も医師2名をはじめとして、看護師、介護福祉士、介護職員、介護支援専門員、理学療法士、言語聴覚士と非常に幅広い職種になっており、それぞれの病院・施設において職員が専門スキルを発揮して、多職種の協働のチーム医療が行われ、患者さん・ご利用者の尊厳を尊重した治療・ケアが実現できていることの表れだと改めて感じました。

グループでこのように大勢の人が集って行う学び合いは、健育会の文化とも言えるでしょう。参加した職員は、自分の働く病院・施設で今回の学びをしっかりと他の職員に伝え、日々の取り組みの中に生かしてください。それがグループ全体の質を高めることにつながります。

来年の幹事は、ねりま健育会病院が担当します。来年は、すべての発表に映像を取り入れることになっています。より発表に臨場感を感じられるようになるでしょう。来年はさらにグループ全体の進化を感じる発表が行われることを期待しています。