会の途中には、この1年に健育会グループに入職した医師の紹介が行われました。今年は湘南慶育病院を中心に、全体で15名の新しい医師にご挨拶をいただきました。
中締めの挨拶として東邦大学 教授の長谷川先生から以下のような中締めのご挨拶をいただきました。
昨日、メディカルディレクターミーティングが本部で行われました。このような院長の集まりについては、これまで形式的な報告で終わることも多かったのですが、ここ何回かは実質的な議論が行われ、医療の質の高まりを感じています。特に昨日のミーティングでは、健育会グループにおいてACPをどうするかと言うような白熱した議論が行われました。今日の箕岡先生のお話を受けて、またさらにこの議論を深めて行く方向になっていくと思います。
ここにいらっしゃる医師の先生方は、急性期病院を経て健育会グループにご参画していただいている先生が多いと思うのですが、是非その経験や知見を慢性期医療にも生かした形で議論に参加していただきたいと思いますし、その結果を日々の活動に反映していただきたいと考えています。
健育会グループの今年のスローガンは「今、心を一つにビジョン達成を目指そう!」であり、私は年頭所感の中で「新しく仲間に加わった職員の皆さんと共に、健育会グループの伝統・文化を共有し、「新しい風」を創っていきたい」と職員の皆さんに話しました。
鈴木先生をはじめとした急性期医療で活躍された先生が健育会に入職していただいてご活躍いただけていることや、また長谷川先生の中締めの中でお話しいただいた、グループの質の高まりについても「新しい風」の一部だと感じました。健育会グループの医療専門職のリーダーである医師の皆さんには、終末期医療においてもリーダシップを発揮していただき、グループに是非とも「新しい風」を起こしてほしいと考えています。