2019年2月2日(土)、品川駅に隣接する「東京コンファレンスセンター・品川」にて健育会グループ第13回TQM活動発表セミナーを開催しました。
毎年この季節はインフルエンザが流行するシーズンですが、今年は例年以上に猛威を振るっており、全国で28万人以上の患者報告数があったようです。今回、日頃の忙しさの疲れもあってかTQM活動発表セミナーのタイミングで私も罹患してしまいました。本来であれば何があってもセミナーに出席したいところでしたが、感染防止の観点から欠席させていただきました。セミナーについては、私の代理を健育会グループ副理事長の岩尾 總一郎先生にお願いしました。
岩尾副理事長挨拶
トータル クオリティ マネジメント(TQM)は、総合的品質管理が直訳です。品質が厳しく問われる製造現場の管理手法を医療現場に導入し、様々な医療行為を品質の視点で捉え、良質な医療サービスを提供して患者満足度の向上や医療安全の推進に役立てようという取り組みです。医療・介護のTQMにおける品質とは、業務を実施する上での質を総合的に向上させることです。患者さんにとって何が良い医療・介護なのか、また、それを実現するには病院や施設、そして各部門や職種は何をしたらいいのかを考え、その足りないところを改善し患者サービスの向上、事故の未然防止、医療の質の向上、経費節減への成果につなげていこうとするものです。
よりよい品質・サービスを提供するための改善活動を全員参加で継続的に行っております健育会グループのTQM活動発表会も今回で13回目を数えることになりました。今回は11月に石巻健育会病院の勝又院長が大会長となりまして、医療の改善活動全国大会が仙台で開催されます。本日の発表の多くが仙台での大会に進むことができることを期待しています。