Vol.199 第13回 看護・リハビリテーション研究会

発表終了後、看護部門の座長を務めていただいた叶谷先生からは、
「みなさん、お疲れ様でした。一年間研究に関わらせていただき、今現場でどのような問題が起こっているのかということを身近に感じることができましたし、本日の発表会やご議論を聞かせていただき、私自身も大変勉強になりました。このような機会を与えていただいた竹川理事長、そして健育会グループの皆様に感謝申し上げます。私が最後に今回の発表会に向けて個別指導したのは、発表会の原稿のプレゼンテーションの練習だったのですが、その時から比較して皆さんの発表が非常に洗練されており、今日は大変驚きました。私のコメントをしっかりと反映していただいたことも感じましたし、またよりわかりやすい発表にしようといろいろと工夫されたのも感じました。発表会に向けた皆さんの努力や病院内でのサポート体制が素晴らしかったのではないかと思います。そのことに関しても敬意を表したいと思います。
また、理事長のお話にもありましたが、「継続は力なり」ということを私も感じています。グループで研究を継続して行っていますので、研究に関するノウハウが蓄積されて来ており、レベルが上がって来ているのを感じます。今日は、看護部門の発表にも関わらず、リハビリテーション部門のセラピストの方からも活発にご意見をいただいており、グループに回復期リハビリテーション病棟が多いので、その相乗効果による良い影響だなと聞かせていただきました。年々、日本を代表するような大きな学会で皆さんが発表するのが当たり前になって来ています。特に回復期リハビリテーション病棟のセッションは、ほぼほぼ健育会グループの病院で占めているという状況です。リハビリテーションにおいて看護の専門性を発揮するということは急性期病院にはない特徴ですので、今後もリハビリテーション看護という視点で、牽引してくださることを期待してます。そのような意味で、今日のご発表も外部の学会で発表していただき、このグループだけの知見ではなく、全国の看護の質の向上に貢献していただきたいと考えています。」
というお話とともに、さらに演題の質を上げるためのアドバイスをいただきました。