健育会グループでは毎月すべての病院の部長が出席する分野別の会議を開催しています。今回は6月に開かれた看護部長会議とリハビリテーション部長会議の内容を報告します。
今年のスローガンは、「愛情を持って親身な対応」を掲げています。患者さんやご家族に家族と同じ愛情をもってケアするように努力し、サービス業を超えた医療介護を提供するということです。簡単に実現できることでもなく、奥の深いテーマです。職員一人一人が愛情をもって親身な対応ができるようになるにはどのような取り組みをすればよいか、これまでも、本部と現場で話し合いを行ってきました。看護部門では、日々のカンファレンスを通して、患者さんやご家族の想いが反映された看護計画になっているか、ということに注目し、カンファレンスの最後には、必ず、「この看護計画は患者さんのためになっているか」ということを声に出して確認することにしました。
リハビリ部門では、実際に、愛情をもって親身な対応ができた事例がないか、ということをスタッフに問いかけ、具体的な事例をあげて共有していくことにしました。
今回は、6月度の看護部長会議とリハビリテーション部長会議でのディスカッションの様子をご紹介します。
看護部長報告会では、各病院での取り組み状況や事例の報告がありました。その中からいくつか抜粋してご紹介します。