Vol.266 今年度も万全な感染対策のもと、敬老会が開催されました

花川病院

  • 新型コロナウイルス感染者の経過期間終了直後での開催もあり、今年もご家族や地域のボランティアさん等の参加をご遠慮いただき、生駒副理事長・北海道大学名誉教授の開会挨拶から始まり、職員中心で開催しました。
  • 3階回復期リビリテーション病棟に当院最高齢の102歳患者さんへの表彰、各階での長寿の表彰、発熱された患者さんには病室へ職員がお伺いし表彰させていただきました。昼食は、根上料理長によるメニュー紹介、食材の素材を活かし工夫した内容や、鮭・いくらを盛り込んだ、海鮮石狩花川弁当に望来(もうらい)豚の産地でもある石狩市特産豚にアレンジした角煮も豚肉本来の味が楽しめるよう薄味に仕上げ、職員有志による「はなウタリ」バンドのランチタイムコンサートとご一緒に提供させていただきました。美味しそうに召し上がる患者さんのお顔やランチコンサートを聞き惚れている様子が拝見できました。

午後は、各階の患者さんが階またぎをしないように各階のフロアで感染対策の工夫をして同じイベント内容を同時に実施しましたので、各階で歓声があがりました。なかでも、職員有志によるお神輿は、大盛況で各階患者さんの歓声が響いておりました。

大泉学園複合施設 ねりま健育会病院/ライフサポートねりま

  • 今年は射的、輪投げのアトラクションの他、作りたての綿あめとノンアル飲料の提供を行いました。ゾーン・時間分けをした上で、職員と共に全ての患者さんに楽しんでいただきました。射的、輪投げでは金賞に盛大な拍手でお祝いし、景品を受け取った患者さんからは「やった!やった!」と笑顔がこぼれていました。綿あめを見た患者さんは「何十年ぶりだろ?」「大きいのがいいな」と童心に返っているかのようでした。あいにくの天気で室内での提供でしたが、笑い声が響く一時となりました。
  • アトラクションの順番を待つ間、病棟では職員有志の『ねりけんBAND」による演奏が行われました。サックスの美しい主旋律にギター、ベース、キーボード、カホンの響きが加わり、多くの患者さんが心動かされていました。

往年の名曲に加え、盆踊りの曲や童謡を聴いて、笑顔になり、歌い、中には踊り出したり、涙する方もいらっしゃいました。「私、最前列で聴けたの。嬉しかった。」と感動の声も多く、バンドと患者さんが一体となって病棟を楽しい雰囲気とお祭りムードで包みました。

お昼のお祝い御膳は、松茸ご飯、天ぷらの盛り合わせ、うなぎ入り茶碗蒸し、紅白なます、秋のフルーツ。季節の香りが豪華な食卓を彩りました。

午後は米寿5名、卒寿1名 計6名の方にご長寿の表彰と記念品の贈答を行いました。表彰状と記念品を受け取り、全員が院長との記念写真を撮影しました。表彰の際には自分から立ち上がり、受けようとする姿に職員が驚く場面もありました。「こういうの初めて。嬉しいわ。」と喜ぶ声と浮かぶ笑顔に一同温かい拍手でお祝いし、患者さん、職員共に思い出に残る敬老会となりました。