Vol.351「明治のナイチンゲール」大関和への知識を深め、
看護の意義を見つめ直すプロジェクトを立ち上げました

医療法人社団 健育会 理事長竹川 節男

vol351

日本の看護の発展に尽力し、「明治のナイチンゲール」と称される大関和。その功績と人物像への理解を深めるとともに、看護のあり方を見つめ直すプロジェクトを発足しました。

健育会グループの看護部は、フローレンス・ナイチンゲールの著書『Notes on Nursing(看護覚え書)』を、看護実践の基本として掲げています。
ナイチンゲールは、看護の礎を築き、専門的な看護教育の確立と衛生改革を成し遂げた、近代看護の創始者です。『Notes on Nursing(看護覚え書)』には、現代の医療現場においてもなお、本質を捉えた極めて示唆に富む理論が説かれています。

そんな近代看護の創始者であるナイチンゲールの教えを掲げ、日本の看護界に革新をもたらしたのが、「明治のナイチンゲール」と呼ばれる大関和です。
大関和は、ナイチンゲールの教えの“看護覚え書”と、キリスト教精神に基づく愛と奉仕の心を備え、正規の訓練を受けた看護師として活躍し、後輩の育成に尽力しました。
また、派出看護を通じた実践活動を展開し、生涯にわたって日本の看護の発展、さらに専門職として確立させ、社会的な地位向上に貢献しました。

私たちが現在、医療現場において確かな理論に基づく看護活動を実践できているのは、ひとえに大関和の功績があったからにほかなりません。
そこで今回、健育会グループの看護師を対象に、大関和という人物を探求し、看護師としてのあるべき姿を再認識するためのプロジェクトを発足しました。