プロジェクトでは、はじめに大関和への理解を深めるため、「大関和の生涯と看護への貢献 オンライン講演会」を開催しました。
講師は、歴史社会学者・作家の田中ひかるさんです。田中さんは、現在放送されているNHK連続テレビ小説『風、薫る』の原案となった『明治のナイチンゲール 大関和物語』の著者でもあります。
講演では、大関和の生い立ちや近代看護の歴史について詳しくご講義いただくとともに、受講した看護師からの質問にも丁寧にお答えくださいました。
講演後、各病院からプロジェクトメンバーを募り、大関和のルーツを探るため、彼女の出生地である栃木県を訪れました。
はじめに栃木県立図書館を訪れ「大関和を追いかけて」、「大関和の書簡を読む ある派出看護の記録」の二つの展示を見学しました。
見学にあたっては、栃木県立図書館資料課の濱野絵梨子さん、ならびに郷土史家で大田原市文化財保護審議会会長の大沼美雄さんにご解説いただきました。
展示では、大関和の功績をはじめ、明治時代の栃木や東京の様子、女性の社会進出といった時代背景について学びました。あわせて、当時の派出看護の実情や、自筆書簡を通して、大関和と交流のあった人物についても理解を深めました。

