5〜6名ずつのグループに分かれて研修が行われました。まず、4月の研修をベースにしながら、約半年間健育会グループの病院・施設で働いてきた中での体験や学びを、社会人として必要な5つの意識の視点で整理したあと、グループのメンバーと共有し、その後グループの代表者がその内容を発表しました。
相部先生からは、例えば時間意識の発表の中で「時間を守るということは自分をその場所に納めるということで、それも納期を守ることです」や「上司への報告は長々と述べず、まず結論だけ言うことが大切です」など、発表内容に対して適宜アドバイスをいただきました。
次に、「いい職場とはどのような職場か?」をグループで考え話し合われたことを発表し、その内容を「(1)外発的要因」と「(2)内発的要因」に分類しました。そして、(1)は自分では変えられないが、(2)は自分で変えることができる、ということを学びました。
その次に、質の高い医療サービス実現のために、常に顧客を裏切らないサービスを提供しているディズニーのサービスを例に学びました。特に、顧客の体験の質を上げるための「マジックモーメント(魔法の瞬間)」「トラジックモーメント(悲惨な瞬間)」について、各班で具体的事例を考えて、グループの代表者が実際に演じてみせ、相部先生からコメントをいただくなど、より実践的な研修が行われました。
その後、健育会グループの組織やしくみの説明が、株式会社ヘルスケアシステムズ クライアント本部
渡部部長より行われました。