Vol.181 湘南慶育病院 鈴木新院長を迎えて

救急が本格オープン

救急が本格オープン
竹川理事長
6月から平日日勤帯の救急の受け入れが稼働しました。6月4日早朝の病院幹部が出席するミーティングでは、私から直接スタッフの皆さんに救急への期待について話をしましたが、救急が欲しいというのは、藤沢市からのそもそもはじめからの要望で、そのご期待に応えられるようになるので、当初の目標を達成できたと感じています。
竹川理事長
救急が本格オープン
鈴木先生
本当にそうですね。早速、近隣の御所見地区と遠藤地区の救急隊の救急搬送の患者さんを受け入れましたが、救急隊から「こんなに充実した設備で、すぐにしっかり診てもらえるんですね」と言われたそうで、現場も手応えを感じています。まずは早くフルオープンできるように、綿密な人員配置、人員の増員等を行い、地域のニーズにしっかりと応えていきたいと考えています。
竹川理事長
健育会グループでは、西伊豆健育会病院と石川島記念病院で2次救急を行っています。特に西伊豆健育会病院は、近隣に大きな病院がないこともあり開業以来「救急を断らない」という考えで、実際直近の10年間は救急拒否ゼロを続けています。藤沢市においては、近隣に3次救急病院がありますが、湘南慶育病院を作る際にその病院の救急部長にご挨拶に伺ったところ、現在は軽症な患者さんから重症の患者さんまで様々な状態の患者さんが押し寄せてくる状況だということで、「軽症〜中等症の患者さんについては、ぜひ川上で止めて欲しい」とおっしゃっていました。そういう意味で、近隣の3次救急病院からの期待も大きいと思いますので、「救急を断らない、まず診る」ということを基本方針にして欲しいと考えています。
救急が本格オープン