Vol.181 湘南慶育病院 鈴木新院長を迎えて
今後に向けて
- 竹川理事長
- 湘南慶育病院は、健育会グループの中で最大のベッド数の病院です。医師についても現在、脳神経内科2名、消化器内科1名、リハビリテーション科4名、消化器外科1名、整形外科1名、眼科2名、呼吸器内科1名、腎臓内分泌代謝内科2名、放射線科1名の15名と最大の医師数になります。そのようなことから、できるだけ早くグループの中で模範的な病院になって欲しいと考えています。鈴木先生は素晴らしいご経歴をお持ちなのにも関わらず、営業なども自ら非常に腰を低くしてやっていただいているので、私としては大変期待しています。また、何より私の先輩ですから、いつまでも先輩には「ご指導いただきたい」と思っています(笑)。
- 鈴木先生
- 承知致しました(笑)。いかにして最短で、目指すべき病院へなれるかを色々と考えています。竹川先生には、色々とご相談させて頂きたいと思いますし、問題が見えたときには指摘して頂ければ、すぐに是正しますのでよろしくお願いいたします。
入院患者数は、4月30日時点では81名でしたが、5月1日に1病棟を追加オープンし、5月31日時点で4月末の1.5倍となる120名になりました。まだ救急の受け入れも少ないので、まだ病院のスタッフには余裕がありますが、おそらくこれから忙しくなってくると思います。まずは忙しいと感じられるまでになることを目標に、そして忙しくなってからは、どうやって効率的な医療を行なっていくかということをしっかりと考えて行きたいと思います。
私自身も外来を担当していますし、病棟の全患者さんを毎週回診しています。現場に出ると色々と問題点が見えてきます。院長だからと言って、部屋に籠っていてはダメですね。職員はもちろん患者さんとのコミュニケーションも大切にしていきたいと考えています。
- 竹川理事長
- おっしゃる通りだと思います。私も会議などで各病院・施設を訪れた際には必ず病院内をラウンドするように心がけています。患者さんやご家族の表情、働く職員の姿、設備のクリンリネスなど、自分の目で確認することは、とても大切なことだと考えているからです。また、週1回竹川病院で外来を担当し、現場感も養っています。鈴木先生も同じお考えということで、そういうところも素晴らしいと感じています。
湘南慶育病院は新しい病院ですから、これから色々と問題は出てくるかもしれません。しかし鈴木先生であれば各方面の期待にしっかりと応え、最終的には良い方向にまとめてくださると感じています。大変、期待しています。