健育会グループは、70周年を起点に「Our Team経営」という経営基盤を作りました。自分たちのいる病院・施設で何をするのか、だけでなく、他のグループにも貢献できるような全員参加型の経営を行っています。MVVに加え、「Our Team経営」で病院・施設の経営はさらに円滑にまわっていきます。私は健育会グループが「光り輝く民間病院グループ」になっていく上で「安全」「経営」「愛情を持って親身な対応」を大切にしています。これらは、優先する順番が重要です。
まずは「安全」な環境が整っていることが第一にあり、その上で「経営」が安定している中で、「愛情を持って親身な対応」を行います。「愛情を持って親身な対応」とは、幸せホルモンを生み出させる対応のことを指します。人は、「愛情を持って親身な対応」をされるとオキシトシンが分泌され、セロトニン、ドーパミンが促進されてストレス緩和や治癒力が上がるとされています。患者さんやご利用者と触れ合うときは、このことを頭に置き、親身に対応をしてください。
また、「人間の尊厳は平等」という医療人としての哲学についても意識をするようにしてください。人間は生まれながらにして独自の個性や感性、能力を持った、誰もがかけがえのない存在です。子供でも、高齢者でも、どのような障害があったとしても、その人がその人らしくいられることが「人間の尊厳は平等である」ということを忘れず、ご利用者や患者さん一人ひとりの尊厳を平等に扱うよう心がけてください。
最後に、私から皆さんへの約束をお伝えします。私は福利厚生に力を入れるなどして皆さんに「仕事のやりがい」を持てる環境を作ります。そして、業務の中で仕事のやりがいを持ってもらい「一人ひとりの人生の夢」を抱く精神的な余裕を生み出す土台を作っていきます。そして皆さんの「医療・介護に携わるものとしての使命感」を育てていきます。上司や患者さんから褒められ、認められることは大きな使命感を育みます。健育会グループでは、グループに貢献した職員に理事長賞を表彰するといった、頑張った人を褒める仕組みを作って使命感を育てています。
また、勉強をすることも使命感を生み出します。健育会グループは、さまざまな研修や学会発表を行っています。忙しい業務をこなしながら行いますので、一見面倒に感じるかもしれません。しかし、この取り組みは皆さんの「医療・介護に携わるものとしての使命感」を育てていく上でとても重要なことです。心して活動に臨んでください。

私は、健育会グループの方針を「Show The Flag」として、旗を掲げて示していきます。皆さんがチャレンジしたい気持ちもしっかりと支えていきます。何か問題が起こった時や、皆さんが新たな挑戦をしたい時、私は必ず最後まで責任をとります。私は皆さん一人ひとりと共に、健育会グループの文化を作り、日本の医療を支えていきたいと思っています。
その後の研修では、株式会社ビーフォーシーの相部博子先生による「Our Team 心を豊かにする介護施設・病院<ディズニーの成功の3原則>」について講義を行い、Our Teamによる生産性の向上や、リスク軽減の指示の受け方、接遇の質について、ディスカッションも交えて学びました。
講義の始めに、相部先生からお話がありました。