最新レポート
各病院・施設よりグループ内地区予選を勝ち抜いたTQM活動は以下の通りです。（前半2/2）
- レクリエーションのマンネリ化打破と質の向上を図り、ご利用者満足度と笑顔を増やすため、アンケート調査で満足度95％を目指して取り組みを行った。ニーズを把握し、機能訓練を兼ねたバラエティに富んだレクリエーションを考察し実施した結果、ご利用者の意欲が向上し、各種レクリエーションの参加率が向上。活動実施前の満足度21％から、実施後には96％と目標達成できた。
- 外来患者数増加をめざし活動を行った。原因分析から、整形外科の一コマあたりの患者数の増加を目指して取り組みを行った。認知度の向上やスポーツ関連を専門とする医師のPRをする観点から、PR誌を作成し「周辺学校の部活動顧問に当院の整形外科を紹介する」とし、学校を訪問。また、スポーツジムやスポーツセンターなどへも訪問。しかし、対策実施が遅れ、患者数増加に大きな影響を与えることはできなかった。
- イベント食は患者さんの満足度が高いが、それに比べ普段の病院食の満足度が低いため、普通の食事の満足度の向上を目指して取り組みを行った。指標としては患者さんアンケートの悪いの割合を0％を目指した。患者さんからのリクエストメニューを取り入れる、リクエストメニューであることのPR、特別職のアピールと声がけなどを取り組み、活動前は悪いが4％であったが、活動後には0％と目標を達成した。また、良い・大変良いの評価も活動前後で67％から75％とアップした。
- 栄養科では職員の入れ替わりによりスタッフ間に作業能率に大きな差があった。そこで、栄養科スタッフの調理作業の効率化を目指し、活動を行った。ビデオ撮影により観察したところ、同時に作業する回数に大きな差があることがわかり、同時作業回数を増やすなどの指導・実施を行うことで、同時作業の回数は飛躍的に向上し、調理手順に対するスタッフの意識も向上した。