医療法人社団 健育会

TQM活動発表セミナー終了の後は、懇親会が開かれました。

懇親会の冒頭には、昨年から実施している介護施設の年間MVP賞の表彰式を行いました。これは介護施設で毎月実施している、『「挨拶が良くできている」「業務改善を率先して行っている」などのテーマを決めて全職員の投票でその月のMVPを決めている取り組み』の受賞者の中から、年間MVP賞を得票で決定し、受賞した職員の功績を讃えるものです。各施設から選ばれた職員８名に、理事長から直接賞状と記念品が送られました。

その後、懇親会の乾杯のご発声は審査員を務めていただいた株式会社ビーフォーシー代表取締役　相部 博子様よりいただきました。発声の前には、
「本日は、例年のように素晴らしいTQM活動を拝見させていただきありがとうございました。一つだけ、皆さんに「脳は錯覚しやすい」という話をしようと思って用意してきました。皆様方はいろいろな場面で辛いことも起こると思います。そんな時はついつい、顔がこわばったり、バタバタと行動してしまったりしがちです。実は、慶應義塾大学大学院の前野教授という方が研究されている幸福学という学問がありまして、その研究の中で「楽しいふりをすると脳は楽しいと錯覚する」ということがわかったそうです。ちょっと口角を上げるだけで、脳が笑顔を作っていると錯覚するそうです。そして、脳が幸せであるという指令を出すそうです。私は接遇の研修を担当していますが、表情を柔らかくして口角を上げるというのは、様々な場面で応用できると思うので、皆さんも是非やってみてください。」 とのお話をいただきました。