ライフサポートひなた
サークル名:チームスッキリ 奥村 美幸(ケアワーカー)
- 自然な排便を目指そう
- 定期下剤を内服しても便秘傾向にあるご利用者に、頓用の下剤の内服やレシカル挿肛・摘便をした結果、腹痛や食欲低下・便失禁が見られていた。そこで、臨時な処置をせず、定期内服のみで排便がみられることを目指して活動を行なった。トイレ介助時に腹圧をかけるように声がけする、フロアやリハビリでの体操、食物繊維の添加、下剤の調整を行なったところ、便秘処置を減らすことができた。
ひまわり訪問看護ステーション
サークル名:不安軽減戦隊 ひまわりレンジャー 高橋 ひろみ(理学療法士)
- 小児リハの質を向上したい! 〜訪問時のスタッフ不安軽減を目指して〜
- 小児リハへの不安を抱えている職員が多いことから、小児リハへの不安が軽減したと実感できる割合を100%とすることを目標に、対策に取り組んだ。まず、工程表・利用者情報シートの作成、フェイスシート・チェックシートの作成、症例検討会と勉強会の実施等を行なったが、まだ不安が多いとの結果であったため、外部講師の動向による伝達講習をこなったところ、全スタッフが不安が軽減したと実感することができた。
ケアセンターけやき
サークル名:質向委員会 吉田 卓(作業療法士)
- 質向委員会の内容の周知率を向上させる
〜議事録のフォーマットの変更を行う〜
- 研修の日程が周知できていない、質の向上委員会の行なっている内容が伝わっていないという問題があり、委員会の内容周知率の100%を目指して活動を行なった。委員会の活動周知に使用している議事録を改変し、全職員が確認するようにすることとした。また、月一回の委員会にてサインの確認を行うなどの取り組みを行なったところ、周知率が100%となった。
いわき湯本病院
サークル名:チームZERO 蛭田 晃弘(看護師)
- 身体抑制をしない!させない! 〜抑制0への取り組み〜
- 身体抑制を患者さんに施すことで医療安全を確保する風土が定着していたが、今回は徹底した分析と対策を実施し、抑制ゼロを目指した。チーム全員の目で抑制を確かめ、対策を講じる抑制ラウンドや抑制カンファレンスの実施等を行なった。しかし、なかなか目標の抑制ゼロにできなかった中、まずは抑制を外すことから始めてみては、という院長の提案を受けて抑制を解除し、各々の患者さんに追加対策を行うことで、抑制しないことを前提として、抑制ゼロを達成することができた。
花川病院
サークル名:Flower river 夏堀 彩華(看護師)
- トイレ移乗ができる患者の尿失禁をなくす
- 排便の自立を目指しているが、トイレ移乗がリハビリ中にはできるのに失禁してしまう患者さんがいることに着目し、活動に取り組むことにした。そこで、FIM2点以上で尿失禁している患者さんを対象に日中の尿失禁ゼロを目指した。尿失禁のタイプと排尿パターンを把握する、個別排尿誘導をする、リハ・ナース・ケアワーカーが綿密にコミュニケーションをとる、リハからの伝達方法を統一するなどの対策を行なったところ、11名中8名が改善、その後1名退院、2名に追加対策を行なったところ、全員が失禁ゼロとなった。