介護老人保健施設オアシス21
サークル名:オアシス35億チーム薬善(ヤクゼン) 笹森 彩子(看護師)
- 薬セットミスをなくそう!
- 過去3年分の薬のインシデント報告書を分析し、「臨時薬から定期薬への変更時の薬セットミス」の改善に取り組んだ。オアシス独自のくすり検定の実施、くすりマニュアルの改正、くすり連絡箋の作成、定期薬開始を朝薬からとする、薬袋を1つに徹底などの対策を、外部の薬局の協力も得ながら行ったところ、変更時のミスをゼロ件とすることができた。
ライフケアガーデン熱川
サークル名:ライフケア温泉物語 鈴木 大智(ケアワーカー)
- 入浴における快適な時間の提供
- 午前中の入浴は慢性的に混み合い、せっかくの熱川の源泉掛け流しの温泉に、ゆっくりと入浴できていなかった。そこで、入浴における快適な時間の提供を目的に、一人当たり入浴時間を15分から20分にすることを目標に取り組みを行った。対策として、午前中に加えて午後にも入浴を実施し、入浴時間を長くする目標は達成したが、その代わりにレクリエーションの実施回数が減少してしまった。そこで、レクリエーションについても対策を行い、結果、入浴とレクリエーションを両立させることができるようになった。
熱川温泉病院
サークル名:給食栄養委員会改善させ隊 白石 あい(管理栄養士)
- 排便コントロールの改善を目指して
- 経管栄養の患者さんは、下剤や浣腸を使用し下痢と便秘を繰り返している。そのことは患者さん本人の苦痛でもあり、また看護・介護従事者が排泄に関わるケアに多くの時間が必要とされているため、業務負担となっていた。そこで排便コントロールの改善をテーマとして、下剤・浣腸の使用ルールの再徹底、水分調整のために無加水栄養剤への変更、腸内環境を整えるためにPHGG含有栄養剤へ変更などの対策を行なったところ、便性状の改善が見られた。
石川島記念病院
サークル名:電子カルテマスタ整備隊 大野 由貴(事務)
- 医療処置や材料コストの算定モレや入力誤りの防止
- 電子カルテ上の看護処置実施画面が十分に整備されていなかったために、看護処置行為や材料コストの算定モレや誤った算定が常態化していた。そこで、無駄の削減や業務環境改善のため、看護処置項目作成に関するルールの設定を行なった。これにより、算定の誤りを修正し、また看護部と医事の仕事への相互理解が促進された。