交流会の最後には、次回の大会長になる社会医療法人生長会の亀山雅男理事長があいさつされました。
来年は大阪府堺市にある生長会が大会事務局を担当させていただきことになりました。11月20日、21日の2日間で、会場は「堺市民芸術文化ホール『フェニーチェ堺』」です。この交流会の様子を見て、勝又先生の底力を感じました。私は眼科外科医で、数多くの学会などを見てきましたが、これほど盛り上がった催しは初めてです。この違いは何かと考えてみると、やはり場の雰囲気。パッと見渡すと、女性の方が非常に多いんです。これは大いにヒントになりました。来年は、勝又先生に負けないように頑張りたいと思いますので、ぜひご参加ください。
交流会閉会のあいさつは、再び石巻健育会病院の太田副院長。「宮城のお酒を楽しんでいただけましたでしょうか? 武将隊も大変高い評価をいただき、我々の企画が皆さまに届いたと思っていいでしょうか? 仙台の夜はこれからです。どうぞ仙台の夜を楽しんで、明日の活力にしていただきたいと存じます!」と述べ、中締めになりました。
大会2日目は残りの改善事例発表に加えて、12時10分~13時にランチョンセミナーも実施されました。ランチョンセミナーⅠは第3会場で行われ、演題が「外国人看護師の採用が病院にもたらしたメリットと共働のためのご提案」。冒頭では一般社団法人医療人材国際交流協会の畢煜代表理事があいさつし、事務局の伊東重治氏らが講師を務められました。ランチョンセミナーⅡは第4会場で、演題が「『現場の生産性』と『利用者のQOL向上を両立する排泄ケアの実践手法」。講師は、ユニ・チャーム排泄ケア研究所の田中良和氏でした。
ランチョンセミナーⅠでは、これまでの実績を基に、日本の病院が外国人看護師を採用することで得られるメリットや“共に働き、共に栄える”ための方法などを提案。来年4月から日本の病院で看護師として働くことが内定している、医療人材国際交流協会運営の日本語学校の外国人学生から現在のスキルなどについての話を聞くこともできました。