2021年 敬老会の模様

しおさい

しおさいでは昨年度同様、新型コロナウイルス感染症感染防止のため、入所と通所リハビリテーションを分けて実施。ご家族や外部ボランティアの来設はありません。

コンセプトは“心”。外出や面会が制限され、我慢の生活が続いているご利用者に対して、敬愛の心を込めて、ご家族や地域とのつながりを感じられるような、心温まる時間を提供することです。

初日には入所にて、長寿者披露、職員による祝いの踊り(時代劇のテーマに乗せて)を披露。西伊豆町長からのサプライズコメントに加え、こども園やご家族からのお祝いメッセージ、ご利用者の過去と現在の写真をスライドショーにして上映しました。映像に合わせて拍手や笑い声が起こり、ご家族からのメッセージでは涙ぐまれる方もあり、心温まる時間を過ごしていただきました。式典終了後、参加者全員で写真撮影を行い、ご家族からのメッセージカードは後日、額に入れてお守りとともにプレゼントしました。

2日目は、通所リハビリテーションにて開催。37名の参加者がありました。入所と同じく、長寿者披露や職員による演舞、西伊豆町長からのコメント、こども園からのお祝いメッセージ、1年間の活動記録を上映。式典終了後には、参加者全員で写真撮影をし、職員による手作りブローチと記念品(箸・スプーンのセット)を贈り、喜んでいただきました。

ケアポート板橋

昨年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症の影響によって、外部からの来所をお受けすることはできませんでしたが、オンラインで5家族15名に参加いただきました。ご利用者122名すべての方のお祝いをするため、写真スポットを2階中庭に設置し、施設長や介護主任との記念撮影会を実施。節目のお祝いの対象となる方は31名でした。100歳以上の長寿を迎えられた方は3名、最高齢は107歳となり、ご家族からは「ひ孫まで式典を観覧させていただきました」と心温まるお礼のメールをいただきました。

厨房職員総出での「お祝い膳」やケーキバイキング、職員による「書道演舞」にて「延寿」「万歳」を披露。年齢を重ねていく尊さや素晴らしさに敬意を払い、全職員でお祝いすることができました。

かもめの家

当日は、全18名のご利用者をお祝い。コサージュや真珠のネックレスを身につけ、お化粧を施し、スーツに身を包まれたみなさまはいい緊張感に包まれながらも、自然と穏やかな笑顔がこぼれていました。新型コロナウイルス感染症の影響にて、残念ながらご家族の参加は昨年に引き続きオンラインとなりましたが、8家族に参加いただき、一緒にお祝いすることができました。

何十年も生花店を経営してきた職員による「生花パフォーマンス」には、すべてのご利用者に参加いただき、天井へ届くほどの大作が完成。外部から取り寄せた「すき焼き弁当」や名菓に舌鼓を打ち、笑顔あふれる敬老会となりました。