最新レポート

その後、まず看護部門6題の発表が行われました。

看護部門 研究発表

【座長】 横浜市立大学 医学部看護学科老年看護学教授 叶谷 由佳

認知症高齢者に関わる、看護職・介護職・セラピストの意識調査 竹川病院 木下 恵
看護職・介護職・セラピストの認知症高齢者への対応と意識や職場環境・自己効力感を明らかにした。結果、認知症高齢者に対する3職種の意識は高かったが、3職種ともBPSD支援・パーソンセンタード ケア・職場環境の結果がよいのに対し、 自己効力感は高くなかった。
東日本大震災後3年目における自宅退院に影響を及ぼす要因の検証 石巻港湾病院 遠藤 千恵
東日本大震災後、いまだ患者家族より震災の影響で自宅退院は困難であると言う声を聞く。そこで震災3年目を迎えた被災地において自宅退院に営業を及ぼす要因を検証した。その結果、患者・家族側、看護師側共に一般的な要件と同様であった。看護師のストレスは患者の退院支援に影響を及ぼしていなかった。
大腿骨骨接合術術後患者に対する看護師の臨床判断 西伊豆病院 橘美 南海
骨接合術後の離床における看護師の臨床判断を明らかにした。結果、第1/2段階では身体状態や合併症の有無について重要視しており、第2/3/4段階では安全面を考慮し離床をすすめていた。また、第3/4段階ではADL拡大に向けて本人の意欲に注目していた。全ての段階で疼痛に着目しており、経験年数に差がないことがわかった。
研究会の様子

教育・研修