最新レポート

続いて、リハビリテーション部門6題の研究発表が行われました。

リハビリテーション部門 研究発表

【座長】 石巻港湾病院 リハビリテーション部長 小柳 拓也

自立高齢者における在宅での運動療法効果 石川島記念病院 藤田 淳
自宅で出来る簡易的であり低負荷高頻度の運動プログラムを指導し、生活体力およびQOLの維持向上を検証した。結果、外来終了患者および地域の介護予防の一助として今回の低負荷高頻度の運動プログラムは生活体力の維持向上に有効であると示唆された。
非接触型睡眠計を用いた睡眠位相評価 〜睡眠中の体動強度より推定〜 いわき湯本病院 大河原 一真
睡眠時にみられる体動強度を用いて、無拘束・無意識下で睡眠位相評価を行った。加えて、虚弱高齢者、有疾患者に対し、非接触型睡眠計を用いて簡易的に睡眠位相評価が可能か検討した。結果、今後は日中活動性と夜間睡眠について、24時間の活動を評価することに加え、母数を増やし統計学的な解析が必要であることが示唆された。
腹臥位前後の座位で筋硬度は変化するのか? 熱川温泉病院 佐野 綾香
腹臥位前後での座位の筋硬度を検証し、腹臥位による効果を明らかにした。結果、腹臥位中には背部の筋硬度は低下したが、腹臥位後座位では効果が持続しない結果となった。
研究会の様子

教育・研修