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食事については、花川病院・オアシス21の調理長、花ぴりか調理主任が考えた北海道石狩の食材を活かしたこだわりの料理が提供されました。
会の終わりには、花川病院の院長 憲先生から、来年の幹事である西伊豆健育会病院の院長 仲田先生に恒例の鍵の受け渡しが行われ、仲田先生より以下のようなお話がありました。
仲田先生のお話を締めとして、今年のチーム医療症例検討会は終了いたしました。健育会グループでは、来年西伊豆健育会病院が幹事として行われる「第13回チーム医療症例検討会」も充実したものとできるよう、これからもさらに学び合いを進め、医療・介護に真摯に取り組んでまいります。
「先日私は、全国にネットワークをお持ちのある病院に伺い、看護師と介護士に向けて講演を行いました。その際に、以前の健育会グループの研修で学んだユマニチュードや小山珠美先生の食事介助の方法について、その病院の皆さんも当然ご存知であろうという前提でお話をしたのですが、皆さん全くご存知ありませんでした。また伺ってみると、グループの病院が集まっての検討会や研修会は行われていないとのお話でした。健育会グループでは、今日のようなグループでの勉強会を頻回に行い、常に新たな知識を得て改善に結びつけることができています。
また経営についても、ある公立病院の院長先生とお話しする機会があったのですが、その病院の事務長が、全く畑違いの担当から病院の事務長として異動してきたということをおっしゃっていました。病院の経営を知らない人が経営に携わっているということのようです。一方、健育会グループでは、マネージングディレクターはグループ内の色々な病院・施設での経営を経験してきたプロフェッショナルですし、それぞれの情報やノウハウを常に共有しています。
このような違いから、健育会グループは、非常に優れた組織であると私は改めて思いました。
このような素晴らしい健育会グループの「チーム医療症例検討会」が、来年は私たち西伊豆健育会病院のある美しいに伊豆で行われます。ぜひ皆さん、ご参加ください。」