石巻健育会病院
- 今年の敬老会は、ご家族の皆さんとご一緒に、祝賀の式典、お祝い膳、祝賀の催しを執り行いました。
- ご長寿の祝賀は、最高齢105歳の患者さんを筆頭に、百寿から喜寿までの節目のお祝いの患者さん計17名を表彰させて頂きました。病院長より、ご長寿の患者さんに表彰状を授与。あわせて院内保育園の園児手作りのお祝いメダルと記念品を贈呈しました。複数のご家族からも祝辞とお便りを頂戴し、職員が代読してご紹介。最後に、表彰者代表の方から立派な御礼の言葉を頂戴しました。終始和やかな雰囲気の中、ご家族ともご一緒にご長寿のお祝いを開催することができました。
催し物としては、保育園の園児たちからのお祝いのダンスと、外部ボランティアの方々による「すずめ踊り」の演舞をご披露いただきました。園児たちの可愛いダンスに患者さんの顔も自然とほころび、すずめ踊りの皆さんの華やかな舞いと熱気に魅了され、患者さんと職員が一緒になって、大きな拍手を送りました。体調のご都合で式典に出席できなかった患者さんには、病院長と看護部長が病室を個別に訪問して、お一人ずつ表彰させていただきました。
昼食は、当院栄養科が技と真心を込めた特製「お祝膳」のにぎり寿司、いくら稲荷、天麩羅盛り合わせ、茶碗蒸し、すまし汁、デザートを提供させていただきました。笑顔で召し上がるご様子から、ご満足いただけたものと思います。
午後は、外部ボランティアの方々が各病棟に赴いて「ひょっとこ踊り」をご披露しました。煌びやかな衣装とひょっとこのお面というアンバランスないでたちの踊り手さんが滑稽なしぐさで患者さん一人一人と交流し、大笑いする方、思わず涙する方こもごもの温かく楽しい時間を過ごすことができました。
当日の様子は、石巻日日新聞の夕刊でも「人生の先輩をねぎらう」と紹介されました。
いわき湯本病院
9時からは、ご長寿の皆さん5名(97歳1名、98歳1名、99歳1名、101歳1名、102歳1名)の病室を院長、ディレクター、看護部長がそれぞれ訪問し、記念品をお渡ししました。各階の師長も職員とともに各お部屋をまわり、ご家族から事前にお預かりしていたメッセージカードを読み上げてお渡ししました。患者さんたちは、ご家族からの温かいメッセージに笑顔を見せてくださいました。
その後、10時からは2階のリハビリ室で射的やヨーヨー釣り、輪投げなどを楽しんでいただきました。患者さんたちが童心に返ってゲームを楽しむ様子がとても印象的でした。11時には1階の外来スペースでお茶処「由美」を開店し、抹茶とお茶菓子を召し上がりながら、皆さんゆったりとした時間を過ごされました。
11時からはステージイベントが始まりました。ボランティアの方によるギター演奏(「川の流れのように」「上を向いて歩こう」ほか)が披露され、患者さんやご家族も一緒に口ずさんで楽しまれました。また、いわき連による迫力ある阿波踊りのパフォーマンスは、会場を大いに盛り上げました。最後に、当院の職員によるフラダンス「アロハ」が披露され、患者さんとご家族に笑顔があふれました。ステージイベントの様子はインスタライブでも配信し、当日来られなかったご家族や地域の方々にもお楽しみいただきました。ライブ配信を通じて多くの方々とこの素晴らしい時間を共有できたことを嬉しく思います。
正面玄関では露店ブースを設置し、かき氷、焼きそば、フランクフルト、ジュースを提供しました。今年は9月に入っても猛暑が続いていたため、かき氷が特に好評で、「お祭りっていいね」という患者さんの声があちこちで聞かれました。患者さんもご家族も笑顔で、和やかな時間を過ごされていました。
12時からは、栄養科の職員が腕によりをかけた特別メニュー、刺身や天ぷらなどの病院祭特別食を提供し、大変ご好評いただきました。暑さの続く中、かき氷やお祭りの雰囲気が少しでも皆さんのリフレッシュになったようで、いつも以上に朗らかな表情や笑顔が見られました。