Vol.321 2024年度健育会グループ新入職員中途研修を実施しました

私が理事長講話でお話した内容をご紹介します。

今日の研修は、健育会グループがどのようなグループで、何を考え、何を目標として進んでいくかを、皆さんに理解して頂くことを目的として行われています。皆さんには既に医療人としてのスキルがあるかと思いますが、健育会グループは他のグループとは考え方も「しくみ」も大きく異なります。本日の研修を経て、健育会グループの理念が皆さんの考え方と合うか、改めて感じて頂きたいです。

健育会グループは、今年創立72周年を迎えました。私が理事長になって約40年の月日が経とうとしています。かつて、私の先代は2つの病院で、診療と経営を同時にこなしていました。先代の姿を見て私は、このまま同じことを行っていては経営が成り立たない、と感じていました。私は、経営について学んでいく中で「しくみと経営」という基盤が循環してこそ、経営は成り立つ、ということを学び取りました。

健育会グループの一員となってから、皆さんはグループの理念について幾度もお話を伺ってきたかと思います。繰り返しになってしまうかもしれませんが、健育会グループの理念を理解して頂くことは、グループの職員になる上でとても大切なことです。
もしこの理念が理解できなければ、働いている中で「自分の考えと合わない」という感情が出てくるはずです。この先も健育会グループと共に歩んでいけるかどうか、その判断材料としてこれから話す内容を聞いて頂きたいと思います。