人間は、誰もが生まれながらにして独自の個性や感性、能力を備えた、かけがえのない存在です。
子どもであっても、高齢者であっても、あるいは障害があっても。その人がその人らしくいられるよう、常に一人ひとりの尊厳を等しく敬う心を持って接してください。
私たち健育会グループは、治療のみならず、介護も担っています。
「口から食べる、尿意・便意を自覚する、立位・歩行ができる」。患者さんやご利用者が、これらの動作を自立して行うことが困難になったとき、どのようにすれば再び以前のような姿を取り戻せるのか。その方法を、職員一人ひとりが自分のこととして深く考え、話し合い、Our Teamで取り組むようにしてください。
私は、全ての患者さん、ご利用者の方に、最期まで一人の人間としての尊厳を尊重されたまま、人生を全うしていただきたいと考えています。
命の灯火が消えかける瞬間は、いつか必ず訪れます。その時、ご本人の尊厳を守るための措置を行うのか、それとも延命措置を優先するのか、私たちは重大な判断を迫られることになります。
その時が来た際に、どのような選択をすべきか判断できるよう、日頃からご本人やご家族と真摯に向き合い、心を通わせ合えるような深い関係を築いていってほしいと願っています。
最後に、私が皆さんに約束することを3つお伝えします。
1つ目は、「仕事のやりがい」を実感できる組織づくりです。皆さんが日々注いでくれる努力が、正当に評価される人事制度をしっかりと整えます。
2つ目は、「一人ひとりの人生の夢」を抱ける職場環境の実現です。やりがいのある仕事を通じて心にゆとりを持ち、さらにその先にある自己実現や成長を願えるような、豊かな環境を作ることを約束します。
そして3つ目は、勉強会や報奨制度を提供し「医療・介護に携わるものとしての使命感」を育てます。
私は、健育会グループが進むべき道を「Show The Flag」として、これからも皆さんに示し続けます。そして、皆さんが安心して様々なことにチャレンジできるよう、いかなる場合においても、全ての責任は理事長である私が取ります。
皆さんと共に「Our Team」で「光り輝く民間病院グループ」としての使命を全うできることを強く願っています。

