高齢者の終末期医療に必要な視点
- 「尊厳」:人として死ぬということを考えなければならない。
- 「緩和」:同じ死ぬなら穏やかな最期を迎えて死にたい。
- 「倫理」:医療を行うことはむしろ老人虐待である。倫理は人によって違うので、悩ましいが、悩んだ時は「自分が望まないことは人にやらない」ということが大事だと思う。
- 「患者の意思の尊重」そして「医療費増大を防ぐ」という問題があると思う。どこの病院も非常に厳しい経営状況であるが、流れとして、高齢者医療は変わっていくと考えている。その為には先を見据えて今からやっていかなければならない。いずれ高齢者の終末期は自然な流れになると思う。
講演の後には、質疑応答の時間が設けられ、活発な意見交換が行われました。