>Vol.161
>理事長トーク
HOME

タイトルバー

またフリーコメント欄の一つには、経営理念の一つとして掲げている「医療介護に携わる者の使命感」を高めるために、「当院スタッフへのメッセージ、また印象に残ったスタッフがいましたらスタッフの名前をご記入ください」と言う項目を作っています。「使命感」と言うのは、教育と評価によって育まれるものであり、グループでも様々な制度を設けていますが、職員にとって患者さん・ご家族から頂くメッセージは何よりも素晴らしい評価になると考えているからです。この項目についても、各病院で名前が挙がった職員に随時そのメッセージを伝えるとともに、職員間で共有するようにしています。

フリーコメント欄

健育会グループで行なっているこのような患者満足度調査を継続的に行っている病院は、まだまだ日本には少ないようです。
このことについて、株式会社ケアレビュー 代表取締役 加藤良平さんからお話をいただきました。

株式会社ケアレビュー 代表取締役 加藤良平さん 竹川理事長

加藤氏談

「弊社はアメリカの病院で行われていた顧客満足度調査をベースに、日本の病院で患者満足度調査を展開すべく、2004年に創業しました。竹川理事長には、弊社の創業以前にお会いしてその手法をお話する機会があり、内容にご賛同いただき、2005年より弊社において健育会グループの患者満足度調査を担当させて頂くことになりました。思い返すと2005年当時、日本の病院では患者さんに向けた満足度調査はまだ一般的でなく、先駆的な取り組みであったと感じています。また現在においても、実は弊社で調査を担当させていただいている他の病院においても、健育会グループほど患者満足度調査を継続的に行い、経営マネジメントに組み込んでいる病院はかなり少ない状況です。
そのような中、弊社では現在、医療機関の第三者評価を行い医療機関が質の高い医療を提供していくための支援を行う公益財団法人日本医療機能評価機構にご協力いただき、弊社で持っている調査のメソッドを使った患者満足度調査支援システムの試行調査を2016年より行なっています。これはまさに健育会グループで行われている患者満足度調査のような形を全国の病院に広めていこうとする取り組みであり、このことからも健育会グループの取り組みが先進的で画期的な取り組みであるということがわかっていただけるのではないかと思います。

理事長トーク