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3番目に、専門は眼科でありながら、再生医療とアンチエイジング医学にも研究領域を広げておられる、慶應義塾大学医学部眼科教室教授 坪田 一男先生からお話をいただきました。

慶應義塾大学医学部眼科教室教授
坪田 一男 先生 ご講演(抜粋)

湘南慶育病院 開院式

湘南慶育病院は、地域の皆さんにとってプラスになる、また皆さんの健康に役立つ新しい病院になろうとしています。皆さんにとって、病気になったら行くところが病院だと思いますが、そうではない病院です。皆さんが病気にならないための情報のソースの一つとして使っていただけるような病院づくりをしていきたいと考えています。湘南慶育病院では、私が担当する慶應義塾大学医学部 眼科のエースの先生お二人が眼科を担当します。先生方は眼科の新しい知見もしっかりと理解した診療をいたします。
光は見るためだけではなくて、いろいろな生物活動や健康に関係しています。今回のシンポジウムは「未来健康のまちづくり」というタイトルですが、街づくりを行っていく際にも、昼間は子ども達が安心して外で遊べるように、逆に夜はブルーライトに満ちすぎないように、光にもケアできる街づくりに病院も貢献できればと考えています。

4番目に、湘南慶育病院 初代院長となる松本純夫先生からお話をいただきました。

湘南慶育病院院長・東京医療センター名誉院長
松本 純夫 先生 ご講演(抜粋)

湘南慶育病院 開院式

湘南慶育病院では、通常の診療に加え、最先端のリハビリを行う「スマートリハ」、認知症予防の「メモリクリニック」、SFCとの共同利用研究室である「ヘルスサイエンスラボ」、健康寿命百歳を実現するための「未病・抗加齢センター」などの取り組みを行っていく予定です。また、SFCは授業に初めてインターネットを活用したキャンパスですので、そのテクノロジーを使って地域住民の皆さんに寄与できればと考えています。
例えば遠隔在宅診療においては、近い将来インターネットを活用し、TVを中心とした医療サービスの提供を含む、自宅でも病院内と同等のサービスを受けられる「Hospital in the Home(ホスピタル イン ザ ホーム)」を実現したいと考えています。当面はその足がかりとして、完全非公開型 医療介護専用SNSを使って、患者さんとご家族、そして医療関係者のコミュニケーションを円滑にする取り組みを行っていきます。このようにインターネットを活用し、患者さんと病院、医者の新しい関係を創っていきたいと考えています。

理事長トーク