>Vol.24
>理事長トーク
HOME

タイトルバー

第二回となる社会イノベーター公志園は、「東北復興と日本の再生」がサブテーマとなっており、石巻港湾病院やいわき湯本病院など健育会グループは、東北との縁が強いことから今回、実行委員として参加することに決めました。病院は公の事業と定義されています。私は病院経営者として公とは何かを常に考えてきましたが、未だ明確な答えが出せていません。しかし、人は社会の中で支えられて生きていることは明白です。ですから、公の気持ちの原点は、社会への感謝、他人への思いやりであり、それが事業のベースであると考えています。

東北では東日本大震災から1年以上が経過する中で、様々な問題が浮き彫りとなって来ています。そのような中、現状を打破し未来を創り出すのは「人」でありその「行動」です。社会イノベーター公志園では「公の志」を持った人の行動を促し、賞賛を送り、心から支援し、地域を日本を世界をより良い方向へ導いてゆきます。私は、この公志園の場が、ただ志を発表するだけでなく、集う人たちが互いに影響し合って切磋琢磨し、経営プロフェッショナルや企業人から善意の指導や協力を受け、自らの公の志を磨き、構想を一段と拡げ、実現へのステップを明確にしてゆくと共に、大きく成長を遂げられるプログラムとして設計されていることが素晴らしいと感じています。

社会イノベーター公志園

今年の決勝大会は7月21日に気仙沼で行われます。私も実行委員の一人として、自己のライフワークの実現に向けて失敗を恐れず、チャレンジし続ける人を応援していきたいと思いますし、逆に社会イノベーターの皆さんから良い影響をもらい、未来を切り拓く者の一人でいたいと考えています。

理事長トーク