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研修の様子

竹川
私が健育会の理念である「MVV」の原型をつくったのは17年前で、確かにその頃から私の言っていることは変りません。このように理事長として組織の舵取りするときに最も大切なものは進むべき方向を分かりやすく示すことだと考えています。
相部
それが職員に伝わっています。特に学卒の職員の皆さんは、理事長からそのことを直接聞き、自分たちが期待されていることを感じるのだと思います。正直、入職当初の学卒の職員のレベルは、他の公的病院や大手病院とひけをとらないと思います。しかし、トップの顔が見え、期待を感じ、そして様々ことを学ぶ機会がある。ことのことが、学卒の皆さんを変化させていくのではないでしょうか。
竹川
そうかもしれません。私は「医療・介護職の使命感」について常々話していますが、はじめから高い使命感をもって働く人ばかりではありません。ですからこの使命感は育てることが大切だと考えています。そのために、様々な学ぶ機会をつくったり、理事長賞などを通じて理念を実現した職員を表彰しています。また、東日本大震災で石巻港湾病院が被災したことは不幸でしたが、震災当時、石巻港湾病院の職員たちがみせた医療に携わる使命感は、手前味噌ですが素晴らしいものでした。そしてその姿を見た私を含めたグループの職員たちは、非常に良い影響を受けましたと感じました。
相部
本当に素晴らしいですね。
竹川
本当に、医療職のあるべき姿を示してくれたと考えています。

相部博子先生

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