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健育会グループ 石巻港湾病院では、東日本大震災による被害からの復興をめざして、復旧工事を急ピッチで進めてまいりました。そして震災から半年、病院機能が完全復旧致しましたので、ここにご報告させて頂きます。

津波による甚大な被害を受けた石巻港湾病院は、1階が全損いたしました。そのような中でも病院機能を継続するため、1階にあった診療機能を2階に設けて外来患者さんの対応をしてまいりました。一方で2階フロアを診療に回すことで、震災前135名だった入院患者さんの受け入れを80名まで減らさざるを得ませんでした。

「ひまわり」職員との記念撮影

この度、1階の機能が完全に復旧したことで、震災前同様に入院患者さんを受け入れることが可能となり、現在は約100名にまで増加してきています。水没して使用不可能となっていた医療機器も再度新たに導入し、さらには震災後に2名の志高いドクターを迎えたことで、医療体制もより充実できております。また津波の被害を受け工事が一時中断していた新たな施設‘介護老人保健施設しおん'も、来春のオープンを目指して今月中に工事を再開する予定です。

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