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毎年、2月の上旬に開花がはじまり約1ヶ月間、伊豆地方で一足先に春の訪れを教えてくれる桜があります。この桜は、伊豆地方の静岡県賀茂郡河津町に原木があることから「河津桜」と呼ばれています。

川辺の河津桜

熱川温泉病院、西伊豆病院と、伊豆地方にゆかりのある健育会グループにとっても、この桜はなじみ深いものとなっています。そして、この「河津桜」をことのほか愛したのは、先代理事長である父でした。先代理事長は、1953年に竹川病院を設立し、そして2つ目の病院として1965年に明るく温暖な自然環境に恵まれた伊豆に熱川温泉病院を開設しました。

先代理事長と河津桜

今では「河津桜まつり」などが大々的に催されるなど、伊豆地方の名物のひとつとしてその名を知る人は多いと思いますが、河津桜は1955年に発見され、1968年に増殖されたとのことで、その歴史は桜としては比較的新しいものです。特に熱川温泉病院の始まりと年代が近く、先代理事長は熱川温泉病院の成長と河津桜の広がりと重ね合わせていたのかもしれません。先代理事長は本当に河津桜が好きで、先代理事長の診察室には常に河津桜の風景写真が飾ってありました。

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