2017.7.6
2017年秋の開院にむけて着々と準備が進んでいる湘南慶育病院では、国内で初となる「スマートリハ室」を設置する予定です。
「スマートリハ室」とは、従来治療が難しかった重度の麻痺に対し、脳波等のデータを活用した新しいリハビリ装置などを用いる「先端リハビリテーション治療」と「既存のリハビリテーション治療」をシームレスに提供することでその回復を目指す「高度にシステム化された先端的リハビリテーション室」のことです。「スマートリハ室」では、リハ室内で発生するすべてのデータがクラウドに収集・統合され、活用できます。
湘南慶育病院は日本で初めて大学と密に連携する民間病院として、隣接する慶應義塾大学と、豊かな長寿社会作りに資する研究・臨床応用・教育を遂行することを目的とした「研究・教育に関する協定」を締結しています。この「スマートリハ室」においても、この協定に基づき、慶應義塾大学と湘南慶育病院が中心となって企業や医療施設、研究機関と合同で長年開発を進めてきた「これまで対応することが難しかった重度の麻痺に対応する最先端の科学を活用したリハビリテーション装具」を用いた治療に取り組んでいきます。