2015.1.9
毎年恒例となっている年始の年頭所感の講話を、今年は開設50周年を迎える熱川温泉病院で行い、テレビ会議システムを使って全病院・施設に発信しました。
年頭所感については元旦の理事長トークvol.96で、全文掲載させて頂いていますが、それに加え、以下のような講話をさせて頂きました。
現在ではリハビリテーション病院は珍しくありませんが、50年前の医学と言えば「診断」そして「治療」であり、「リハビリテーション」という言葉自体を知っている医療職の人もいませんでした。そのような時代に、後遺症のある人も社会復帰を目指すことの必要性を訴えて、先代理事長がこの熱川温泉病院を開院しました。この熱川温泉病院からはじまったリハビリテーションの流れは、健育会グループの中に脈々と伝統として受け継がれ、今では、それぞれの地域で「リハビリテーションといえば健育会の病院」と言われるまでになってきています。