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明けまして、ありがとう

新しい年を迎えるにあたり、職員の皆さんに心から「ありがとう」と伝えたいと思います。既にご存知の通り、健育会グループは昨年3月に起きた東日本大震災で甚大な被害を受けました。そのような中、新年を迎えることができたのは、職員の皆さんが頑張ったお陰だと思っています。心から感謝申し上げます。

震災は大変不幸な出来事でしたが、私たちはそこから大きなものを得ることができました。それは‘断つことができない強い結びつき=「絆」’です。被災した石巻港湾病院といわき湯本病院には、グループ全体から様々な支援がされました。そして、津波で甚大な被害を受けた石巻港湾病院は半年という早いスピードで完全復旧しました。これこそ健育会グループの「絆」が発揮された証しです。大変な災害の中で支え合い、改めて「絆」を認識し、より深いものにすることができたのです。

さて、昨年は「強みのアピール」に取り組みましたが、必ずしも成功したとはいえません。それはまだ、外にアピールできるだけの病院の強みが確立されていないからだと私は思います。

「人の和」「職場の和」「病院の和」

「和」は、もともと日本人が社会の中で培ってきた一体感や思いやりという意味です。職場における「和」とは、MVVに向かって職員一人ひとりが自分の役割を確実に果たし、お互いに助け合い協力しあうことです。「和」とは言い換えれば、チームワークです。「絆」から小さな「和」ができ、やがて大きな「和」となり、職場のチームが形成されてはじめて「強み」すなわち「ブランド」が確立されます。私はかつて「ブランドは人の和の証し」ということを話しました。

今年はそれぞれの病院で「和」が形成され素晴らしいチームワークを発揮することで、我々のビジョンであるクライアントの心を豊かにする職場・病院が確立され、そして、それが病院のブランド、健育会グループのブランドにつながる年にしましょう。

理事長トーク