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外国人の技能実習の適正の実施及び技能実習生の保護に関する法律案(第189国会、内閣提出)等の審査に関連して、外国人労働者が実際にどのように働いているかを知る目的で、衆議院法務委員会の国会議員や法務省、厚生労働省の方々計30名が、2016年4月20日(水)にケアポート板橋を視察されました。

視察に訪れる国会議員や法務省、厚生労働省の方々

2004年、私が経済同友会の医療改革委員長を務めていた際にとりまとめた「医療先進国ニッポンを目指して」の中で、医師については“医学部の定員を増やし、臨床教育のさらなる充実を図るべき”と提言し、また看護師等については提言作成時点で少子化も影響して定員割れをしている学校もあったことも踏まえ、“日本の医療従事者不足に対応するため、これからは海外からの人材受け入れが必要である”と提言しました。これを契機に健育会グループでは、EPA制度に先駆けてフィリピンから看護師資格を有する留学生の受入れを独自に開始しました。さらに2007年にEPA制度が国として始まり、以降は健育会グループとしても積極的に海外からの人材の受け入れを行っています。また医学部については、様々な議論を経て、2016年度、17年度と相次いで新設が認可されており、我が国も真の意味での「医療先進国ニッポン」に向けて動き始めていると実感しています。

経済同友会 医療改革委員会 委員長時のパンフレット(2004年4月)

経済同友会 医療改革委員会
委員長時のパンフレット(2004年4月)

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