2013.3.26
2004年に私が経済同友会の医療改革委員長の際にとりまとめた「医療先進国ニッポンを目指して」のなかで、日本の医療従事者不足に対応するため、これからは海外からの人材受け入れが必要であると明記しました。以降この提言を実現化するため、EPA制度に先駆けて、フィリピンから看護師資格を有する留学生の受入れを独自に開始、さらにEPA制度が始まってからは積極的に海外からの人材を受け入れてきたことは、理事長トークVol.21でもご紹介しました。
昨年は、インドネシアから来日したメイダハンダジャニさんが介護福祉士国家資格を取得しましたが、今年は、フィリピンから来日中のメアリジョイスさんが見事、看護師国家試験に合格しました。今回のEPA外国人看護師の合格率は9.6%(311人中30人)と狭き門でしたが、2009年に来日してから3年半、グループの総力を挙げての支援の結果でした。また、昨年のメイダさんに続き、インドネシアとフィリピンから来日している2名の方が介護福祉士国家資格を受験しており、合格発表を待っているところです。