2015.2.16
そして外部審査員の皆さまにより、以下の2題が最優秀賞/優秀賞に選ばれました。
特別養護老人ホーム ケアポート板橋
チーム名:BRUSH UP
口腔内細菌は内科疾患との関連性があり、高齢者の健康と密接に関連していることから、歯科医師の視点からきれいに磨けている評価を得られるよう口腔ケアの質の向上を目指した。取り組みとして、イラストマニュアルを作成し洗面台に啓示、職員・ご利用者ともに歯科医師による勉強会を実施、口腔ケア推進士の資格取得、職員が個別に歯科衛生士による指導を受けるなどの取り組みを実施したところ、実施前は、歯科診療を受けたご利用者のうち、汚い・とても汚いと評価された方が合わせて72%いたが、取り組み実施後は4%となった。また、この取り組みを実施後、口腔ケアの重要性を認識出来たことに加え、誤嚥性肺炎にかかったご利用者も0人となった。
熱川温泉病院
チーム名:ふかっしー
栄養科、病棟、リハビリテーションが共同し、五感を活かした食事提供による患者満足度の向上を目指して取り組みを行った。丼ものやカレーの一部を病棟で盛りつけたり、調理師の服装などを変更することで、喫食率が向上。見た目、味付けについて「きれい」「おいしい」と感じた患者さんの数値もそれぞれ、向上し目標を達成した。また、普段は患者さんの表情を見ることが無い調理師が、病棟で盛りつけ等を行うことで患者さんの笑顔を見ることができ、やりがいにも繋がった。