2018.1.30
そして、先行施設では2017年4月より、それ以外の施設では2017年の秋より実際に「部門別採算表」を用いた部門ごとの予算と実績の管理を開始し、毎月の運営会議で「重点項目シート」の運用を始めました。
「重点項目シート」の運用を実際に始めると、当然のことながら予算数値を達成するために、具体的な行動を計画し、実行していく必要が生まれてきます。例えば運用開始前までは、経費の節減について漠然と「水道や電気の使用を削減しよう」と決めていましたが、運用を開始してからは「どこのフロアのいつの時間帯は電気を消す」というように具体的な形に変化しました。また収入面においても、例えば「通所の何曜日の午後は空きがあるので、この空きをアピールするために、居宅何か所にFAXを送ろう」という風に、職員自らが「経費を節減し、収入を上げる」ということに対して、行動できるようになってきています。