2018.4.17
例えば、ねりま健育会病院では、看護師の認定資格について「資格を取ることは意欲につながるので、積極的に取り組んでほしい」ということや、事務部門に関して「健育会グループにおける事務部門で一番大切なのは、医療職が医療に専念して働きやすい環境を作ることだが、その視点におけるアクションが薄いので、再考するように」との指示を出しました。またその他には、患者さんの紹介の人数推移や競合病院の状況をしっかりと把握し、先手先手と働きかけることが今年度予算を達成するためには重要だと伝えました。
ライフサポートねりまにおいては、細かいことですが、栄養科の患者満足度の目標が病院が4.3なのに対し、同じ調理場で食事を作る老健の目標が4.0と低く設定されている理由について、疑問に思い質問しました。すると老健は長い期間入所されるご利用者が多いことなどの背景から、食事に対してのご要望が病院よりも高いとの説明を受け、納得しました。
このように私は、疑問に思ったことは細かいことも含めて現場の部門長の話をしっかりと聞き、時には内容の再考も指示し、それぞれの病院施設の予算が適正かどうかを判断しています。