- Q. 竹川さんのお話を伺っていると、この健育会グループの取り組みは、まさにこの病院経営の標準になる可能性を秘めていると私は見ているんですが、いかがでしょう?
- お褒め頂いて光栄です。しかし我々のグループは、いわゆるグループ病院と言うカテゴリーの中では、トップのグループ病院からするとだいたい10分の1の規模です。またそれから、成長スピードと言う観点でも我々よりも、もっと早いスピードで伸ばしているグループもあります。ですから、我々の経営手法が標準化なるのかどうかは、なかなか私自身はそうなると言えません。しかし、我々のやり方が、文化系で病院の経営をやりたいと言う方々に、夢を与えたことは確かだと思います。優秀な人材が病院経営に入ってくれる道は開けたのではないかと思うのです。
- Q.「光り輝く民間病院を目指して」と言うのが大きなスローガンですが、これからの事業展開どの様に描いてますか?
- 日本の医療崩壊というものを民間活力で支えるんだという思いで、この言葉を、我々のミッション使命としています。やはり、なくてはならない病院が経営的にいきづまって、つぶれてしまうと言う事に対して、我々はできればそういう病院を経営再建して日本の医療を支えたいと考えています。また、これからやはり、介護についても足りていない現実があります。我々グループで介護事業も発展させ、老人の孤独死とか、高齢社会の不安に対して、少しでも応え、社会に貢献したいと考えています。
- Q. そうですね、やはり、さっきもお話した様に、病院と医療と介護、この両輪というのが、やはり健育会の大きな強みになりませんか?
- そういうふうにおっしゃって頂ければ、大変光栄なことです。これからも、医療と介護の両輪で、頑張っていきたいと思います。
鶴蒔さんの巧みな話術で、短い時間でしたが、健育会グループについて多くの方に知って頂く機会を得ることができました。さらに鶴蒔さんからは、「健育会グループの経営スタイルが病院経営の標準になるのではないか」とのコメントや、応援をいただきました。多くの企業経営者と対談されている鶴蒔さんにそのように言って頂けることは、大変励みになります。
健育会グループの更なる発展に向けて、日々精進していきたいと、改めて気持ちの引き締まったラジオ出演となりました。