2013.1.29
秀傳医療グループの皆さんは、1月21日に健育会グループ本部と竹川病院・ケアセンターけやき・ケアポート板橋、1月22日に石巻港湾病院・介護老人保健施設しおんと、2日間に渡って健育会グループの病院・施設を見学されました。特に昨年4月に新しくオープンした介護老人保健施設しおんでは、介護を受ける人のみならず、介護をする側にも配慮された最新の介護設備に関心されたり、また全ての施設の職員のご利用者への対応については、ご利用者への思いやりについてお褒めの言葉を頂くなど、ハード面/ソフト面から健育会グループの介護事業についてご覧頂くことができました。
見学の最後には、秀傳医療グループの黃 総裁から、「1日目のはじめに竹川理事長から‘人間の尊厳は平等'というお話を頂いたが、2日間の病院・施設見学を通じて、その考え方が貫かれていることを感じました」との感想を頂きました。
日本は早くから高齢化が進み、日本の介護事業における効率的な仕組みは、世界的に見ても突出しています。そして今、日本は高齢化社会に直面していますが、今後は中国をはじめとしたアジア諸国も日本を追い越す事態になることが予測されています。そういった意味で、健育会グループが蓄積してきた介護事業の仕組み・ノウハウを通じて、これから高齢化という課題を抱えるアジアの国々でも貢献が出来ると確信しています。
数年後には介護保険制度を導入予定の台湾において、秀傳医療グループとリサーチ等の協力関係を築くとともに、これからも海外の医療法人・企業との交流を深めて積極的に情報交換を行い、介護事業の海外展開の可能性について模索していきたいと考えています。