医療の部、6演題については、例年通り、チーム医療によって医学の常識を超えて、患者さんの状態が回復したという症例の発表がありました。健育会ではそれらの症例をミラクル賞として、毎月表彰しています。病院に来る全ての患者さんが「質の高い医療」を病院に期待しています。健育会グループでは、「質の高い医療」とは、確立された「チーム医療」と定義しています。
医療の部
- 1) 熱川温泉病院
- 『回復困難といわれた患者への退院に至るまでのアプローチ』
- 介護福祉士 植田 喜代司
- 2) 石巻港湾病院
- 『チームで実現!見守るケアで自宅退院』
- 看護師 西條 真紀
- 3) いわき湯本病院
- 『重度意識障害・四肢麻痺が改善し経口摂取が可能となり自宅退院できた一症例』
- 理学療法士 佐藤 裕之
- 4) 竹川病院
- 『「もう一度歩きたい」という強い思いが不可能を可能にした
〜寝たきり全介助状態から義足使用下で歩行できた症例〜』
- 看護師 富山 和江
- 5) 西伊豆病院
- 『呼吸困難のあるALS患者の在宅復帰を多種職連携で支えた事例』
- 看護師 藤井 聡
- 6) 花川病院
- 『本人の熱意とチームアプローチにより経口摂取と職場復帰が可能になった一例』
〜脳幹梗塞で嚥下機能のみ障害を受けた59歳男性〜
- 医療ソーシャルワーカー 冨居 潤一